岡山県の北東端にある西栗倉村・知社地区は国道から一本入り吉野川の支流が流れる谷間に約20世帯が暮らす山間の小さな集落です。
この土地で連綿と紡がれてきた里山の暮らしを棚田が広がり春の新緑や秋の黄金色の景色をこの先の未来にも受け継いでいくために私たちは「点々」の名の下に農・食・宿などこの土地で育まれる豊かさと自然の恵をお裾分けする営みを始めます。

私たちが取り組む「点々」はこの土地で完結するものではなく一つの点にすぎないと考えています。
私たちのこの一つの点がきっかけに誰かが新たな点を打つ連鎖が生まれ点と点が結ばれ線となりやがて世界中に広がる網目となりこの世界を次の世代へ受け継ぐ社会となることを願っています。